ワン・サニーデイ ~One Sunny Day~
ひとつの韓流ドラマを見終えた時、プライムビデオのリストで見かけたこの作品。
まさか主君の太陽のソ・ジソブさんとは知らずに、箸休め的に見た作品。
ワン・サニーデイ ~One Sunny Day~
ソ・ジソブさんが演じるのは、イベント制作会社のスタッフで、音楽フェスの下見のため済州島を訪れた男。
キム・ジウォンさんが演じるのは、出版社に務める編集者で、ガイドブックを作るため済州島を訪れた女。
失恋したばかりの男は、仕事と気分転換を兼ねて、済州島を訪れる。
しかし現地のタクシー運転手に連れて来られ泊まったゲストハウスで、財布を盗まれてしまい警察署に行く。
すると同じくある女が、携帯電話を盗まれたとやってくる。
財布が無い男は女に携帯を貸し、携帯が無い女は男にコーヒーを奢り、一緒に済州島を回ることに。
同じ宿に泊まることになり、助け合いながら心の距離を縮めていく2人……
お互いの名前も知らない男女が、段々と恋に落ちていくストーリー。
映画の冒頭から、男の失恋が辛すぎた。
悲しさを表現するのが、とても上手なソ・ジソブさん。
表情や仕草だけで、感情が分かる。
そして、済州島のロケーションは、本当に綺麗で、行ってみたくなる。
シークレット・ガーデンの制作陣も携わってるから、済州島なのか?w
男が務める会社の社長と男の会話がコミカルだったり……コメディ要素も含まれてるので、重すぎない。
男は無口だけど、女に対して優しい雰囲気が素敵。
女はおしゃべりなんだけど、思いやりを感じる。
2人がそれぞれ、自分の恋する気持ちに気づき始めた時、本当にもどかしくて……
その辺の演出が、大人の恋だった。
好きだから、全てをぶつけるとかじゃなく……上手く作られてるなぁと思った作品。