医心伝心〜脈あり!恋あり?〜
実は今回初めてキム・ナムギルさんの作品を見ました。
脇を固める役者さんたちは結構いろんなドラマで見てたんですが、主役の方々はマジ初見。
キム・ナムギルさん演じるホ・イムは、朝鮮随一の鍼師。
昼は庶民にそして夜は高官たちに治療をし、荒稼ぎをしている。
不思議な鍼筒を手にしたことから、朝鮮時代と2017年のソウルを行き来することに。
キム・アジュンさん演じるチェ・ヨンギョンは、シンへ病院の胸部外科医。
幼い頃の事故のせいで、心にトラウマを抱えている。
イムと共にそれぞれの時代を行き来することに。
ストーリーは……
第14代国王宣祖の時代。
朝鮮随一と名高い鍼灸師のホ・イムは、昼は貧しい民を診る恵民署で働く医官、夜は高官への極秘診療を行って荒稼ぎをしていた。
そんなある日、王の鍼治療に失敗し罪人として追われて、胸に矢を受けたイムは川に転落。
意識を取り戻すと、そこは2017年のソウルだった。
慣れない見知らぬ土地でイムが彷徨っていると、人が倒れている現場に遭遇。
鍼で救命しようとすると、偶然近くにいた胸部外科医のヨンギョンがイムを制止する。
ヨンギョンの応急処置で一命を取り留めた現場を見たイム。
現代の知識を教えてもらうためヨンギョンにつきまとうが、ひょんなことからヨンギョンと一緒に朝鮮時代に戻ってしまうが…
初めてキム・ナムギルさんの作品を見たんです。
というか、初めてこの方を見ました。
誰かに似てる…が誰かはわかんないw
作品自体は、行ったり来たりでいうと「イニョン王妃の男」と近いものがあるけど、全然違う。
どっちが好きかというと、どっちもそれぞれ好き。
この作品では、現代でもwikiでも出てくるような鍼師ホ・イム(生没年不詳)を起用したドラマで、タイムスリップもの。
最初は、イムが現代のものに興味津々でほぼ恐れずに必死で食いついてる姿が面白くて、コメディー感満載だった。
一番笑ってしまったのは、エレベーターに初めて乗ったシーン。
回転扉にずっと入って回ってるシーンも好きだけどw
オ・ハラという少女に出会ったことは、イムにとってもヨンギョンにとっても、きっと忘れられないことだと思う。
ハラと出会ったあたりから、お互いのそして生きてきた時代や環境を知り、少しずつわかりあっていきましたね。
26話で少し長めの話数でしたが、すごく最後まで目が離せず、見てました。
戦乱の中生きていくこと、人を助けること、生きることなど…色々大切なことが描かれていたドラマでした。
ここからネタバレ……
ほんとオ・ハラが亡くなった時は、マジで泣いてました。
いい役してたんですよね。彼女。
実はこの一個前に見た「18アゲイン」の娘シアだったと、見てから気づいた。
そして、ピノキオでイナの子供時代を演じてた子だと、知ったのもこのドラマで知るw
ハラが亡くなった時は、色々思い返しましたよ。
15歳なのに、親のために死にたいと言って胸が痛くなったわ。
そしてやっと助かった命なのに、これからしたいこともあったのに、イムのお友達になったのに…
ハラが結んでくれたイムとヨンギョンの縁。
そして途中、イムは結局欲にまみれつつあって。
ヨンギョンを突き放したり、距離をとってしまったり。
あれはちょっと切なかった。
ちゃんと更生したと思ったら、またマ院長が余計なことしたりして…
そして二人はいろんなことを共に一緒に経験し、お互いを知り想いあって、イムがこの世界に来た意味も課題もわかって…
そしてこういうタイムスリップものにつきものなのが、別れ。
イニョンの男もそうだっったけど、別れが来るんです。
それそれの相応しい場所にいるべきだと…
辛すぎて泣いた。マジ泣いた。
最初のコメディー感が微塵も感じられない忘れるくらい泣いた。
心臓を貫いたあと、消えてしまって…
その後はお互いを心から思い合って、再び現代に戻ってくる。
マッケというおまけ付きでw
この作品はけっこう好きでした。
初めてのキム・ナムギルさんの作品がこの作品でしたが、良かったです。
ナムギルさんのふざけた感じも、ちょっと顔芸感のある感じも楽しかったし、切ないシーンでの涙もよかったです。
多分先日見たキム・レウォンさんより、ナムギルさんの方が個人的には好きかも…
また彼の作品が見たいなと思いました。
また好きな役者さんが一人増えましたw