ハンムラビ法廷
100タイトル目を見終え、101タイトル目なんですが、気楽に見てない韓国ドラマを消化……いや見ていこうかなぁと思って、最近見てない法廷モノです。
法廷モノと言えど幅広く、検事や弁護士ものは沢山ある中で、判事は少ないかも?
多分法廷プリンス(サ判事イ判事のラブコメ)くらいしか覚えてないかも。
ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~
エル(キム・ミョンス)さん演じるイム・バルンは、ソウル中央地裁民事44部のエリート判事。
感情移入せず仕事をこなし、感情を表には出さない原則主義者。
Ara(コ・アラ)さん演じるパク・チャオルムは、ソウル中央地裁民事44部に配属された新人判事。
大学ではピアノ科出身という珍しい経歴を持つ。
弱者のために役立とうと奮闘する。
ストーリーは……
ソウル中央地裁のエリート判事のバルンは、通勤途中の地下鉄で痴漢に立ち向かう勇敢な女性に出会う。
彼女はなんと高校時代の初恋の相手チャオルムだった。
判事となったチャオルムは、偶然にもソウル中央地裁民事44部に配属され、ハン部長判事の下でバルンと共に同僚として働くことになる。
ところが、個人主義を最優先とするバルンに対し、チャオルムはどんな裁判でも原告や被告人に感情移入してしまう熱血型で、2人はぶつかり合うこともしばしば。
それでもチャオルムのことが気になって、何かと手助けしてしまうバルンだが……。
全27話見終えましたが、ラブ要素を期待してると……結論としては残念です。
2人の想いが通じ合うとか合わないとかの問題ではなく、単に……ラブ要素が少なすぎました。
これから見るというのであれば、二人のイチャイチャどころか、恋愛の過程は正直期待せずに見た方が良いかと。
高校時代から想っていたチャオルムに判事となってお互い再会するんだけど、判事としてのお仕事のお話が大半で、二人の恋模様は忘れた頃にw
でも、ラブコメ要素が少なかったけど……嫌いじゃないかも。
法廷での話……裁判や仲間などの人間関係などが多く、裁判所内で働く人々は正しくあるべきなのに、ホントに正しい人達が集まったのだろうか?と考えさせられたり、人が生きる上での問題提起がされてるような気もしなくもなく……。
これから見る人で……何度も書きますが、ラブを期待してる人は見ない方がいいかも。
メインの二人の恋模様が物足りなすぎというか……
でも、バルンの判事仲間の恋は凄く応援したくなりました。
むしろそっちが、メインになりかけたw
その2人が気になりすぎて……
その2人の恋の進展が癒しでしたw
ここからネタバレ……
ホント判事の仕事のお話が多かった。
バルンとオルムとNJグループの御曹司との三角関係がもっとこじれるか?!と期待してたけど、そうでもなかった……
さほど取り合いにもならず、恋の進展はあまりにも無さすぎてたのに、最後の方に……急にカップルになったという事実w
むしろ、チョン判事とドヨン速記事務官の恋の方が、どんどん気になってキュンキュンしてたわ!!
え……キュートな男チョン判事よ!!もっと頑張って!と勝手に応援してたw
なんだこのタイミングの悪さ!この勘違いバカ!とかモヤモヤしながら見てたけど。
2人が通じあって良かった。
そして、オルムが危なっかしく熱くなって突っ走ってもちゃんとバルンが隣にいたから、弱者を救って周りを変えていけたんだと思う。
13年前に学生おして2人は出会い、とてもいいパートナーとなって、2人はまた再会した。
そして、もう今回の推しキャラと言っても過言では無い……ハン部長判事!
え?おじさんやん!って思われるかもだけど、今回の作品の中で一番好きなキャラでした。
家では奥さんに弱い旦那で、子供にも安定のスルーされやすいお父さんだけど、でも仕事をする姿はとても素敵でした。
いつも怒りっぽくて、暴言も吐くし手に負えないけど、彼はいつも間違えてないんですよね。
いつも間違ったことに対して正しく怒ってて、部下や仲間を大切に思い、口は悪くても人に対して情が厚くて、本当はとても素敵な人で、かっこよく生きてる人だと思いました。
見た目がどうとかではなく、イケオジだなぁ……と思ってましたね。
最後は、若者達のために道を譲るように正しいことをして、上司としての責任を果たすように判事を退官するという、とてつもなくカッコイイ生き様を見せつけられたなぁと思いました。
あと最後の方でオルムが矢面に立たされ世間からバッシングされたとき、自分が判事としていつも以上にキレて暴言を裁判中に吐いて、世間の目をわざとオルムから自分に標的を移すようにしたことも、素敵やなぁ……と思いましたね。
部下のために、同じ部長判事や首席部長判事など色んな人に噛み付いてキレて、こんな素敵な上司はなかなかいませんよね。
素敵な生き様を見せてもらったなぁ。
なので今回の推しキャラになりました。
ソン・ドンイルさんがここまで素敵なオジサンのキャラでなければ、ドヨン速記事務官が推しでしたがねw
裁判所は正しくあるべき場所なのに、正しくないから変えていくという、彼らの姿勢は現実はどうこうではなく、素敵な事だなと思いました。
そしてストーリーの最後、みんなは13年前に出会ってたとは……
あの図書館で出会ってたのね。
ラストになかなか素敵なオチを見た気がしました。