あなたが願いを言えば
これは、某レンタルショップでレンタルも開始したし、そろそろ見ようかなぁ…と。
あと最近チ・チャンウクさん見てないなぁ…と。
割と軽い感じで見始めたのですが…
あなたが願いを言えば
チ・チャンウクさん演じるユン・ギョレは、幼い頃父親の暴力に耐えかね逃げ出し児童養護施設で育った。
その後は少年院や刑務所に入り、人生に対し意欲を意思も失ったまま生きている青年。
チェ・スヨンさん演じるソ・ヨンジュは、ウリホスピス病院に務めている運動好きな看護師。
患者に寄り添った看護をし、ジニーのメンバー。
ストーリーは……
幼い頃に父親から虐待されていたギョレは、そんな父親から逃れるために駆け込んだ児童養護施設で育つ。
児童養護施設を出てからも、周りからは酷い扱いをされ崖っぷちの人生を生きていた。
刑務所から出てきたギョレは、家族のように大切にしていた犬のアドゥルを友人の獣医に預けていたので迎えに行くと、アドゥルの余命宣告をされる。
アドゥルが亡くなるまでに一度海を見に行こうとするギョレだったが、そこである事故に巻き込まれてしまう。
その事故により、ウリホスピス病院の人々と出会うことになったギョレは、奉仕活動としてウリホスピス病院でボランティアをすることに。
渋々ボランティアすることになりその病院でギョレは、患者達の最期の願いを叶えるジニーというチームの活動を通して、愛や成長、そして自分の過去と向き合う事になる。
この話は、1話から泣いてました。
てか、正直言うと…毎話泣いてました。
ホスピスの中で、ジニーという終末期を迎えて旅立つ患者の願いを叶えるチームがあり、医者や一部の看護師達から若干反感を買いながらも活動していて…
ジニーの言い分も分かるし、医師の意見も分かるんです。
けどこのドラマでは、あくまで患者たちの意思を尊重して活動して、心穏やかに旅立って貰うために無償で活動しているジニーが主役なんです。
ほんとに、1話から泣けます。
もう中盤からは、ストーリーやジニーの存在意義も分かるから、涙腺崩壊しすぎてヤバいのなんの。
そして、ホスピスの話と並行して、ギョレの生きてきた過去の話や現状のストーリーも混じえてるので、病院の泣ける話だけではないです。
ギョレの生きてきた道を見てみると、辛く苦しい道を歩いてきたので、普通のことが普通ではなく、自分の誕生日すら分からないという…
祝ってもらうこともなかったから、人としてきちんと生活も出来なかったし、悪い奴らしか周りには集まって来なかったし…
そうして生きてきたギョレがホスピスに来て、どう変わるのか…どうやって過去と向き合うのかなども描かれているので、ストーリーのあらゆる場面で泣けてしまう。
またチ・チャンウクさんのモンチッチヘアが普通の人だとお猿さんぽいwけど、イケメンはやっぱり何してもイケメンなのね…
とにかく、毎話号泣しながら見てた作品でした。
最初から最後まで、よく泣いた…と自分でも思えるw
実際にジニーのような団体があるらしく、それを題材にした作品だそうです…
ここからネタバレ……
1話のオルシンとの別れからずっと泣いてて。
特に泣いたのは、アドゥルとギョレの別れでした。
あたしも幼い頃から何匹もの保護した犬や猫と生活をずっとしていたので、動物を何度も見送りました。
その度に悲しくて、この子はうちに来て良かった?幸せだった?と思ってました。
最期にしたかったことは?とか色々考えたりもしたし、ギョレの気持ちも痛いほどわかったし。
アドゥルは飼育放棄され、ギョレと出会ってきっと幸せだったはずだし…愛されたし。
人を嫌いにならないでくれたし…
とか色々考えてめっちゃ感情移入して泣いてました。
あと、テシクさんが生前葬といってみんなで海に行った時、ほんとに涙が止まらなくて…
時計を手渡した時、あー本当に逝ってしまうんだと。
ソン・ドンイルさんのお芝居には毎回凄さを感じます。
怒りの演技も、こういう演技も…役者さんだなぁと。
ジュンギョンもソクジュンも、本当に辛い人生を送らなきゃいけなくて。
最後は、幸せになれたのではないかと。
とくにジュンギョンは、真実を知って母親の愛を知ったのかも。
そして、ジニーのメンバーたちも本当に情が深い人達ばかりで、一つ一つの行動に愛を感じました。
食事を作りみんなで食べることも、愛だったんですよね。
一人一人がそれぞれ傷を抱えてたりして、だからそこジニーのメンバーとして活動してたのかも。
本当に最後までずっと泣きながら見てるドラマは、初めてかも。
日本のドラマだと、コウノドリは全話泣いてた気がする。
素晴らしい作品でした。