faintly-fragrant04の日記

最近見た作品を紹介していきます。(個人的感想です)

ノクドゥ伝〜花に降る月明かり〜

前から見たかった韓国史劇の作品。

最近はちゃんとした史劇を見てなかったので、久々に韓国史劇を見たいと思いまして…

 

 

ノクドゥ伝〜花に降る月明かり〜

 

チャン・ドンユンさん演じるチョン・ノクドゥは、優れた容姿・頭脳・武術を兼ね備えている男子。

ある日、正体不明の集団にノクドゥ一家は襲撃され、後を追い男子禁制の寡婦村を訪れる。

 

キム・ソヒョンさん演じるトン・ドンジュは、運動音痴で妓生見習いだが、手先が器用で何でも作れる。

 

 

ストーリーは・・・・・・

 

文武に長けた青年ノクドゥは、家族で離島で暮らしていたが、ある日何者かに襲撃される。

真相を暴くため、刺客を追って辿り着いたのは女だけが住める寡婦村だった。

未亡人になりすまし潜伏したノクドゥは、そこで男勝りな妓生見習いのドンジュと同じ部屋で暮らすことに。

しかしノクドゥは以前ある場所で、ドンジュとお互い違った姿で出会っていた。

正体を知られないように振る舞うも、ひょんなことから男であることがドンジュにバレてしまう。

すぐさまドンジュは男子禁制の村からノクドゥを追い出そうとするが、やむなく同居生活を続けることに。

そんな中、ドンジュに一途に想いを寄せるユルムが現れ、不思議な三角関係に…

そしてドンジュにも人に言えぬある目的があり…

 

 

 

 

最初はね、そんなにハマらなかったんです。

2話途中まで見て一時的にそっと離脱しました。

1話目から話がわからなすぎてw

設定も状況も何もかも、いきなり始まった感がありすぎて、意味不明で…

でも、一週間ほど空けてから再度トライw

で、とりあえず…韓ドラあるあるで「最初はハマらないので我慢」と言うのを前にネットで見たので、「これが例の・・・!?」と思いつつ、5話くらいまで見ると、だんだん面白くなりました。

個人的には、寡婦村に行ったくらいからが、ようやく物語にエンジンかかってきたなって感じで。

ネタバレでもなくノクドゥの女装シーン…序盤から見れるんですけど、綺麗かどうかと言われると…綺麗ではないけど、まぁ…こう言う感じの女子も居るかもしれないな程度ですw

 

そして、カン・テオさん!!

でた!当て馬感満載のカン・テオ!!と思ってたら、中盤からとんでもないことが起こってくるので、この話はここ迄で…

普通にイケメンやったな…

個人的に…ロザンの宇治原さんの相方の若い頃の管ちゃんに似てるって、ずっと思ってるんですけど。

(わかる人にはわかるかも?)

 

個人的には、ラストが少しモヤ感が残りましたね。

色んなことが解決してない感もあるし、消化不良な感じですね。

でも、それぞれの立場の辛さはあっただろうと思えましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからネタバレ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノクドゥ役のドンユンくん可愛いです。

笑うと幼さが残る感じで、可愛いです。

 

脇を固める役者さんもそうそうたるメンバーで、とても見応えのある韓国史劇だったと思います。

作品に良い味を出してくれている存在の役者さんばかりで、史劇ならではの重厚感がありました。

 

そして今回の推しは…

カン・テオさん!

最初はね、当て馬感満載で良い人で終わると思ってたんです。

それが中盤から、なんとまぁ…

本性出して来たんですよね。

自分の欲とドンジュのため、自分が王座に居座ることを望んでいったという…

中盤に差し掛かり、若干敵なのか味方なのかわからない感じになってきて、もしかしたらこれもドンジュのために悪い男を演じてしていることなのか?と思ってたら、なんと王になるとかいい出して。

いや違うやつやでこれ…ほんまに悪いやつやでこれ…的な。

でも、最初のいい人っぷりからの、粘着質な男になり…若干の恐怖すら感じさせるユルム。

ここまでのギャップを見事に演じきったカン・テオさんの技量がすごいと思い、推しになりました。

キャラというか、振り幅をうまく演じきったという点です。

彼の役者としての、凄さじゃないかと思います。

最初は笑顔が素敵なイケメンで、だんだんとカオスで目だけでも感情が伺えるくらいの演技で…流石でした。

 

ストーリーとしては、最後がなんとも言えない感でしたね。

王である父親と息子ノクドゥの決着がついてないし、ユルムとノクドゥの決着も。

結局逃げただけで、そんなに解決策にはなってなくて。

ノクドゥの兄も、ユルム側についてたのにあっさりこっちにまた簡単に戻ってきたし…

まだまだあるけど、色々モヤ感です。

 

ストーリーとしては、色んな立場の人がそれぞれ辛い時代を生きたということだけはわかります。

王の立場も辛かっただろうし、それに伴って王妃も我が子を王に殺されたと思って生きてきて辛かっただろうし。

自分ん生い立ちを知ったノクドゥも、家族を殺されたドンジュも、みんな辛い時代をそれぞれに生きてきたんだなと思いましたね。

ただ少し、ラストが締まらない感じでうーんって感じでしたね。

 

ハッピーだけど、全てがハッピーとは言い難いラストでした。